FAQ

Digi-pasデジタル水準器販売モデル: DWL 80 / 100 / 200 / 600 / 680pro / 1000XYシリーズ
Q:	Digi-Pas^® デジタル水準器は第三認定機関によって校正/テスト/認定されてますか？
	はい。 Digi-Pas^® デジタル水準器はNIST、JIS、UKAS＆DIN規格に準拠するために、米国、英国、ドイツ、日本の認定機関よってテストされています。校正証明書のサンプルを表示するにはここをクリックしてください
Q:	Digi-Pas^® デジタル水準器の自己校正機能について
	詳細については、®校正のビデオや取扱説明書を参照願います。 DWL-200 \| DWL-80 \| DWL-80E の校正ビデオを参照するには、以下のリンクをクリックしてください
Q:	Digi-Pas^®を校正するのは、どのような場合ですか？
	例えばデジタル水準器を誤って落としてしまった場合や、特定の場所にて長時間太陽光熱にさらしてしまった場合に再度校正する必要があります。その場合、ガラステーブル等の平面上に置き、クイックチェックをする事が可能で、一度行った記録はそのまま残りますので、その後、180度反転させて、再度クイックチェックを行います（最大許容交差角度0.05°や0.1°など、モデルによって異なる場合があります。）。　20秒程で校正可能です。
Q:	デバイスを落としてしまったり強い衝撃がかかった場合、測定精度に影響はありますか？
	他の計測器同様床に落としてしまった場合衝撃により製品構造そのものに影響を及ぼしている可能性があります。　しかし従来の水準器（気泡菅式仕様）と違い、デジタル水準器のすべてのモデルに校正機能が搭載されておりますので、ユーザーが各作業場所、利用場所にて独自に校正する事が可能です。従っていつでも出荷時の状態にリセットする事が可能です。
Q:	気泡管式とデジタル式の精度の違いは何ですか？
	デジタルレベルの角度は独立しており高精度と言えます。　例えばDWL280モデルは±0.05°（校正証明書のWebページを参照）ですが、気泡管式水平器の精度は±0.5°です。
Q:	デバイスの点滅について
	デジタル水準器の角度が適切に表示されない状態を意味しており、設定状態が正しくないか、または正しく読み取れていない（モデルによって異なります）状態を示しています。ユーザーは測定面上に任意で指定した基底（非固定）に配置するか、デジタル水準器を固定する必要があります。デジタル水準器の正しい使用方法に関するビデオはここをクリックしてください。
Q:	オルタネートゼロ"機能について
	オルタネートゼロ機能ではユーザーが基準となる原点角度を設定し、"原点を０°として指定することが可能です。この機能は、ユーザーが原点を0°として設定し、参照角度を基準にして求められる相対角度を計算せずに測定が可能です。例としてユーザーが傾斜角5.0°と見なしたテーブル面を測定する場合、前述のテーブル傾斜角を基準にしてオブジェクトの測定を行います。　デジタル水準器はテーブル面上に配置され、"ALT.ZERO（オルタネートゼロ）"ボタンを押します。ユーザーは、同じテーブル面（同じ方向）に配置されたオブジェクトを測定することが出来るわけですが、その際、読み取り角度は10.0°を示したとします。これはテーブル面に対し相対的な測定対象物の角度は10.0°であることを意味します。ただし"床"に対する相対的な測定角度は15.0°となります。
Q:	最新の取扱説明書のホームページについて
	取り扱い説明書はこちらからダウンロードして下さい。
Q:	デジタルレベル測定精度について
	デジタル水準器の電子ユニットは原点角度が0°と90°時±0.05°または0.1°（モデルによって異なります）、原点角度が上記以外の時±0.2°または±0.3°（モデルによって異なります）の精度を保有します。　従来の気泡管式水平器を使用した場合の精度は±0.5°以上となります。デジタル水準器の測定精度詳細については、ここをクリックしてください
Q:	本体の保証について
	±0.05°の分解能（例えばDWL80Pro、DWL180、DWL280、DWL600Eモデル）を持つデジタル水準器モデルは、原点角度0°もしくは90°における公差は±0.05°です。デジタル水準器がテーブル上に配置され0.00°を読み取っている場合、デジタル水準器が180°回転し同じ場所に配置された時の表示は0.00°または0.05°となります。もしこれらの測定値が表示されない場合はユニットを再調整する必要があります。 0.1°の分解能（例えばDWL80G、DWL100、とDWL200モデル）を持つデジタル水準器モデルは原点角度0°もしくは90°における公差は±0.1°です。デジタル水準器がテーブル上に配置され、0.0°を読み取っている場合、デジタル水準器が180°回転し同じ場所に配置された時の表示は0.0°または0.1°となります。もしこれらの測定値が表示されない場合はユニットを再調整する必要があります。
Q:	本体の防水等級について
	当社は購入日から1年間無償で、製造過程、材料品質が要因で発生した任意の欠陥を修理します。
Q:	デジタル水準器は防水ですか？
	はい。DWL680 Pro高耐久モデルは防耐水、耐衝撃、防塵、耐凍結対応です。しかしその他のモデルは防塵機能のみです。よって水による故障、損傷は保証の対象外となります。
Q:	環境温度が高温下の測定面上でデジタル水準器を使用することはできますか？
	はい、-20℃〜＋60℃（-4°F〜140°F）と非常に広い動作温度範囲を保証するDWL680Proは高温環境、凍結が起こうる様なマイナス気温の環境下での測定作業が可能です。その他の機種（DWL80シリーズ、DWL100シリーズ、DWL200シリーズ、DWL1000シリーズ）に関しましては摂氏0℃〜45℃（華氏32°F～113°F）が動作温度範囲ですので、継続的に高温下にある測定面上でデジタル水準器を使用した場合プラスチック製外形部の変形や、ユニット内の電子装置の故障の原因となり、保証が無効になる可能性があります。
Q:	ブザー音量の調整はできますか？
	ブザー音のON/OFF設定について
Q:	何故オートOFF機能が3分以上経過しても動作しない時があるのでしょうか？
	本製品は組込み技術の領域において適応性の高いソフトウェアを用いて設計されております。デジタル水準器が連続して3分間以上使用されていない場合、バッテリ寿命を維持する為センサーが状況を検出し自動的に電源をスイッチオフするようになっております。デジタル水準器が"使用中"の場合は、電源スイッチオフ前で最長10分間の表示を継続します。
Q:	どのようにブザーモードをONまたはOFFにしますか？
	ブザーはディスプレイ上のブザーサインを視認しながら、単純に3秒以上MODEボタンを長押しする事によってオンまたはオフにすることが出来ます。ブザーサインが表示された場合はオン状態を意味して、それ以外の場合はオフ状態を意味します。 DWL80シリーズはブザー機能を備えておりません。
２軸高精度デジタル水準器販売モデル: DWL 2000XY, DWL 3000XY & DWL 3500XYシリーズ

Q:	傾斜センサーDigi-pas 5000シリーズのソフトウェアとコントロールボックス接続方法について教えて下さい。
	コントロールボックスの接続方法については、動画をご覧ください。 ※商品に電源が含まれておりませんので汎用品をご準備下さい。入力：110-240V。出力：9V、12Vが含まれるもの商品例＞ Amazon.co.jp\|Powseed Amazon.co.jp\|SoulBay Digi-pas DWL5000XY：標準ソフトは、Basic Version（単軸測定）です。インストール後にご利用いいただけます。 https://www.digipas.com/asset/download/DWL5000XY-PCSYNC-basic-64bit-4.12-jp.zip ※2軸同時測定は、Pro-Versionのご購入・インストールが必要です。現在Amazonで取り扱っております。ご購入後にインストールしてお使い下さい。 Digi-pas DWL5000XY Pro-Versionはこちら； Amazon.co.jp Digi-pas DWL5000X Pro-version インストール： Download Digi-pas DWL5500XY：標準ソフトは、Basic Version（単軸測定）です。インストール後にご利用いいただけます。 https://www.digipas.com/asset/download/DWL5500XY-PCSYNC-basic-64bit-4.14-jp.zip ※2軸同時測定は、Pro-Versionのご購入・インストールが必要です。現在Amazonで取り扱っております。ご購入後にインストールしてお使い下さい。 Digi-pas DWL5500XY Pro-Versionはこちら； Amazon.co.jp Digi-pas DWL5500X Pro-version インストール： Download Digi-pas DWL5800XY：標準ソフトは、Pro-version（単軸／2軸同時測定）です。インストール後にご利用いいただけます。 https://www.digipas.com/asset/download/DWL5800XY-PCSYNC-professional-64bit.zip (5800の日本語版ソフトは2022秋までにアップデート予定)
Q:	傾斜センサーDigi-pas 5000シリーズのコントロールボックスを使用しない場合はどのように接続しますか？
	詳細についてご不明な場合は、info@digipas.co.jpへ直接お問合せ下さい。
Q:	１軸デジタル/気泡管式水平器の後継となる２軸高精度デジタル水準器の利点は何ですか？
	Digi-Pas^®２軸高精度デジタル水準器は最先端のMEMS（微小電気機械素子）技術を使い、従来の１軸デジタル/気泡管式水平器では実現出来なかった水準計測、角度計測、精度の必要とされるアライメント、振動計測を可能にしています。 2軸の技術による2D（X-Y平面）同時位置合わせ、作業時の試行錯誤（前後の往来）を完全解消し迅速かつ正確に装置足場の水平バランスを取ることが可能となり、時間の節約につながります。 PCへのリモートUSB/ワイヤレス接続が、単一作業者による機械装置の水平取り作業、精度の必要とされるアライメント作業を可能にし、コスト削減につながります。振動計測機能（バイブロメーター）が機械装置立ち上げ前と後の振動の大きさ/振れ幅を評価することによって、素早く水平度/アライメントの位置安定性を確認可能にし、作業の質を高めます。これらの包括的な機能は気泡管式水平器にて直面する人間の感覚的な判断/推測、計測精度不安による試行錯誤、機械振動の発生（すなわち精度の低い水平出し作業）を解消し、最終的に精密機械精度・性能を最大限に引き出すプロレベルの作業を可能にし、測定作業/生産歩留まりの改善に繋がり、最終的には高い顧客満足度へと繋がります。
Q:	Digi-Pas^®デジタル水準器は国際認証研究所によって校正/試験/認定されていますか？
	はい。Digi-Pas^®デジタル水準器は、米国、英国、ドイツ、日本にある独立した第三校正認証機関によって校正、テストされておりNIST、JIS、UKAS＆DIN規格に準拠しています。校正証明書のサンプルを参照する際はこちらをクリック願います
Q:	なぜ私は"SELF CALIBRATION"を実行する必要がありますか？
	ツールと機器を測定することは、一般的に適合性の精度を確保するため、定期的なキャリブレーションを必要とする。不適切な取り扱い、輸送および保管、：そのような指定されたストレージ温度範囲外でそれらを維持上の物理的衝撃や衝撃に楽器の件名を落とすなどの要因がありますが、その正確性に影響を及ぼす可能性があります。 Digi-Pas^® は持ってスマートなビルトイン機能を工場出荷時の精度に戻して、デジタルレベルを設定することが簡単にセルフキャリブレーションを行うには、ユーザーを支援しました。キャリブレーションする方法については、ビデオのリンクを参照してください。
Q:	なぜ私は、私は一つの方法に直面して読書を撮るときに二つの異なる測定値を取得し、逆に面した上で別の読みを取るのですか？
	精度レベルは、粗い汚れや凹凸面上に配置されている場合、この状況が発生する可能性があります。精密デジタルレベルが置かれた表面の凹凸を検知することは非常に敏感である。機械の接触面が一貫測定値を得るために、清潔で滑らかであることを確認してください。例えば0.01°のあなたの精度レベルを確認/検証するために、典型的な加工面は、十分な遺伝子ラリーです。しかし、0.001°の精度、グレードAA花崗岩テーブル（または≤3ミクロンの表面平坦性に相当）の精度レベルが必要です。あなたの精度デジタルレベルはその正確性に影響を与えなかった用法、輸送や保管中に極端な物理的または温度衝撃を受けるかもしれない。読書のオフセット値が存在している可能性があります。デジパス®デジタル精度レベルは、スマート組み込みの機能は完全に任意の残留オフセットと工場その精度に設定を削除するには、セルフキャリブレーションを実行するためにユーザーを支援しています。 "ユーザーのセルフキャリブレーション"を実行する方法のビデオリンクを参照してください。代わりに、ユーザーは単に撮影するために、各測定にオフセット残留を除去するために被測定物の表面上の絶対的なレベル設定として実行するための簡単な'迅速な解決"を選択することもできます。したがって、正確なレベリング測定値を得ることができる。この場合、校正装置は不要である。 "ユーザーのセルフキャリブレーション"を実行する方法のビデオリンクを参照してください。
Q:	ユーザーはDWL3000XYシリーズを自分で校正することが出来ますか？その際にどのような装置や器具が必要とされますか？
	はい、Digi-Pas^® 2軸デジタル水準器DWL3000XYシリーズはユーザー自身で校正が可能です。しかし、適切なセットアップ手順、花崗岩テーブルやマスタースクエアのセットアップ時の事前注意が必要です。ユーザー自身で行う校正についてはビデオリンクを参照願います。他の方法としては、当社デバイスの最適な校正が可能な独立した指定校正試験機関と連携しているユーザーがお住まいの地域内にあるディストリビューター/販売代理店に連絡を取ることも可能です。
Q:	購入済みのデバイスには校正証明書が付属していますか？
	はい、販売、配送された各デバイスはISO9001規格に従って工場でテストされ、その特定のデバイスに対しての校正証明書が付属しています。校正証明書は、デバイスが厳正にテストされ、仕様に準拠されていることを保証しています。
Q:	自己校正機能はどの様に使用したら良いのでしょうか？
	アブソリュートレベル（自己校正）機能は、デバイスがユーザーの不意の取り扱いミス（ファンブル等）によりオフセット（相殺）測定したかどうかに拘らずデバイスの最大精度に従って各計測値を確実かつ正確なものにする機能です。精度の詳細については、こちらをクリック願います。
Q:	アブソリュートレベル（自己校正）機能は角度測定するたびに実行する必要はありますか？
	はい、アブソリュートレベル（自己校正）機能を実行することによって、デバイスが工場出荷時、製造元によって保証（設定）されている最大精度に沿ったものであることを確認できます。注：デバイスの電源がオフにされると、アブソリュートレベル（自己校正）設定がリセットされます。
Q:	バイブロメーター（振動計測機能）の使い方と、それが水平度測定の際どのように役立つか教えてください。
	振動発生の原因が不適切な水平取り（機械装置の足場における不均衡な荷重配分が引き起こすゆれ）によって引き起こされ高精密機器/機械精度のパフォーマンスに影響を与えることは周知の事実です。典型的なアプリケーションとしては、精密CNCマシンで発生する複数台間の相対的な振動振幅を継続して記録/観察することで生産歩留率の向上改善につなげ、工程上で発生した廃棄物を低減することができます。CMM（座標測定装置）、SEM（走査型電子顕微鏡）、MRI（磁気共鳴画像装置）のような高品質イメージングを確保するために最適な測定精度が必要とされる機器に有効です。
Q:	現場の機械や装置にDWL3000XYユニットを固定して使うことはできますか？
	はい、Digi-Pas^®DWL 3000XYシリーズのマウンティングベース（デバイスの取り付け底面）は、ネジ取り付け穴が用意されています。取扱説明書にて参照可能です。詳細はここをクリック願います。
Q:	PC Sync（PC同期操作）ソフトのベーシック版とプロフェッショナル版の違いは何ですか？
	ベーシック版ではユーザーは単純なリモート（遠隔）計測やデータ測定を行うことができますが、それに対してプロフェッショナル版（オプション）は、データの収集・保管（記録）、リモート（遠隔）操作によるデータ観察や記録したデータを解析用データに編集したりする事が可能です
Q:	Digi-Pas^®DWL 3000XYシリーズはPC Sync（PC同期操作）ソフトを使わずにデータを保管することは出来ますか？
	いいえ、ユニット内にはメモリーが内蔵されておりませんのでPC Sync（PC同期操作）ソフトのプロフェッショナル版を使ってデータを保管する必要があります。
Q:	Digi-Pas^®DWL3000XYシリーズのブルートゥース接続可能範囲はどれくらいですか？
	産業クラス１ブルートゥースが採用されておりますので有効範囲は半径30メートル以内で通常の現場での作業においては十分です。
Q:	デジタル水準器を落としてしまった場合の精度にどのような影響がありますか？
	高精度測定機器/装置を誤って床に落とした、指定された温度範囲以外の環境下に放置された場合、その精度に影響を及ぼす可能性があります。主な要因としては衝撃に起因するユニット外形の物理的な微小寸法変化、熱膨張や指定保管温度範囲を逸脱した場合におこる構造変形や収縮に起因します。しかしながら市場に流通している従来の気泡管式水平器や他のデジタル水準器とは違いDigi-Pas^®デジパスの場合ユーザーセルフキャリブレーション（自己校正）機能が内蔵されております。この機能はユーザーがデバイスの処理を誤った場合（過失による落下など）、外部第三機関傘下の研究所（ラボ）にデバイスを発送することなく、自己校正を実行する事が出来ます。　作業現場での日常使用においてデジタル水準器の精度に不安や疑問がある場合、ユーザーは、いつでもその場でセルフキャリブレーション（自己校正）を使って簡単リセット、工場出荷時の精度（プリセット状態）に戻すことが可能です。精度の詳細については、こちらをクリック願います。
Q:	Digi-Pas^®DWL3000XYシリーズの保証期間はどのくらいですか？
	保証期間はデバイスを購入してから2年間です。詳細については保証契約に関するウェブページを参照願います。こちらをクリック
Q:	Digi-Pas^®DWL3000XYシリーズデバイスを購入した際付属アクセサリーはありますか？
	はい、デバイス本体と一緒に専用保護ケース、USBケーブル（3M）、AAA（単四）電池x 4本、3×ベース（底面）のネジと、製造元発行校正証明書が付帯されます。
PC Sync ソフトウェア Models: DWL 2000XY, DWL 3000XY, DWL 3500XY & DWL 8500XY Series
Q:	PC Syncソフトのベーシック版とプロフェッショナル版の違いは何ですか？
	ベーシック版のPC Syncでは、簡単な遠隔測定やデータ収集が可能です。一方プロフェッショナル版（オプション）では、追加データロギングや遠隔監視用にデバイスをフルに活用することが可能です。例えば、データ収集のカスタマイズや分析用に測定値/データを保存することができます。こちらをクリックすると、ベーシックとプロフェッショナルバージョンの機種別性能比較がご覧いただけます。
Q:	2軸高精度レベリング装置用PC SyncソフトウェアのPC要件は何ですか？
	本ソフトウェアを使用するにあたり、下記アイテムのインストールをお勧めいたします： 32ビットWindows OSをご使用の場合はMicrosoftフレームワーク3.5 64ビットWindows OSをご使用の場合はMicrosoftフレームワーク4.0 Windows XPサービスパック3 / Windows Vista / Windows 7 / Windows 8 / Windows 10 下記の要件を満たしていることが必要です： RAM　1GB以上空きディスク容量　100MB以上 Microsoft Excel 2007以降 USB 2.0ポート Bluetoothアダプター（Bluetooth接続用）上記要件を満たすほとんどのPCブランドでPC Syncソフトウェアをご使用になれます。
Q:	PC Syncソフトウェアを更新する必要があるのはなぜですか？
	ユーザーの皆様には、パフォーマンス向上のため、定期的に更新をチェックして、PC Syncソフトウェアに最新機能が搭載されているのを確認することをお勧めしております。ファームウェアおよびソフトウェアの最新アップグレードにつきましては、こちらをクリックしてください： https://www.digipas.com/support/firmware.php
Q:	PC SyncのセキュリティドングルをPCに差し込むと「ドングルが見つかりません」と表示されましたがなぜですか？
	ドングルドライバーを正しくインストールするには、こちらのリンク https://www.digipas.co.jp/download/DT-5019-converter-driver.zip https://www.digipas.co.jp/USB のマニュアルインストールについてからドングルドライバーをダウンロードし、手動でPCにインストールしてください。または、PC SyncソフトウェアCDにもドングルドライバーのインストールフォルダーが収められています。
Q:	Digi-Pas^®2軸高精度機器とPC間のBluetooth接続を確立できません（例：サポート済みBluetoothスタック/パスキーが検出されない）。どうすればいいでしょうか？
	Generic BluetoothアダプターをPCにインストールする必要があります。Microsoft Generic Bluetoothスタックをインストールするには、下記の手順に従ってください：現在のBluetoothドライバーをアンインストールします。コントロールパネル＞デバイスマネージャー＞現在インストールされているBluetoothスタックを右クリックして「アンインストール」を選択します。こちらのリンクからhttps://bluetoothinstaller.com Microsoft Generic Bluetoothスタックをダウンロードします。正しいWindowsバージョン（お持ちのPCのWindows OS）のMicrosoft Generic Bluetoothドライバーを選択します。インストールファイルを実行し、ウィザードに表示される指示に従います。 PCを再起動します。コントロールパネル＞デバイスマネージャーに移動し、下記のソフトがインストールされていることを確認します： Generic Bluetoothアダプター Microsoft Bluetoothエニュメレイター正しくBluetoothドライバーがインストールされている例は、こちらをクリック。正しくBluetoothドライバーがインストールされると、Digi-Pas®2軸高精度機器をPCに接続することができます。

詳しくは：

2軸技術の利点

精度性能

角度測定の基本

三点接触ベース

Digi-Pas^® の2軸精度デジタル傾斜計の従来の単軸レベリング器具に対する利点：

伝統的な「バブル」レベル、振り子ベースのデジタルレベルと傾斜計は、多くの場合は、（i）単軸、(ii) 狭角測定範囲と、（iii）大きな設置面積/サイズで制約されます。

単軸傾斜計は、大きな角度、かつ高精度で測定するときに、クロス軸誤差の影響を受けやすいです。しかし、精密レベリング、角度測定、アラインメントおよび表面平坦性プロファイリングの作業には、二つの独立した直交する単一軸線ではなく本質的に2次元平面がかかわります。先進的なMEMS技術を採用したDigi-Pas®の2軸精密傾斜計は、従来の単軸デジタル/ バブルレベルが提供することのできない2軸と広角測定レンジ機能を同時に提供しています。

Digi-Pas® 2-Axis Machinist Digital Level on 2D (X-Y plane) of a 2-axis Sine Table — 2軸サインテーブルの2次元（XY平面）にDigi-Pas®の2軸マシニストデジタルレベル

2軸MEMS技術は、同時に2次元（XY平面）のレベリングと角度測定（例えば、ピッチとロール）が可能です。これにより、精密機械/物体を整列するために、単一軸のレベルを使用するときに経験した退屈な試行錯誤（繰り返された一度に一つの軸を読み取ること）が完全に排除されます。１台のDigi-Pas®デュアル軸レベルと同じ作業を実行するために単軸デジタルレベルが2台要する必要ありません（効果的かつ時間の節約）。単軸レベルを使用するときに反復かつ単調な試行錯誤の活動は時間がかかり、多くの場合退屈さをもたらし、仕事に影響しかねません。
Digi-Pas^® の2軸MEMS駆動傾斜計が、同社独自の特許取得済みの高度な製造プロセスを用いて非線形性と広い動作温度変化に対して補正・校正されます。非常に広い測定範囲にわたった角度精度と安定性能がNIST, UKAS, DIN & JISなど公認され信頼性の高い多数の外部独立認証機関によって検証されました。Digi-Pas®の傾斜計は2軸で広い角度測定範囲と振動計の機能を有するため、レベリングツール以上のものです。これは、精密機械の平準化、傾いた面角度計測、機械構造安定性診断とアライメントのニーズのための包括的なソリューションを提供する器具となります。

Digi-Pas^®2軸マシニストデジタルレベルの補正・校正
数値/グラフィックデータや内蔵の振動計をもつDigital Bull’s Eyeで、設定前後の機械のステータスプロファイルを比較することにより、機械をインストールする人がリアルタイムでアラインメントを追跡したり瞬時に平準化/整列された機械の位置安定性を検証したりすることができます。また、デュアル軸スマートBull's eyeは、伝統的なレベルの「バブル」を見たときに発生する傾向がある視差エラーを防止します。
PC/モバイル機器をWifi/USBに接続することにより、エンジニアが一人でレベリングと機械のアライメント作業を行うことができます。すなわち迅速とコストの節約。

Wifi/Bluetoothに接続のDigi-Pas^®2軸精密デジタルレベルを用いて、一人で機械のレベリングが可能

Digi-Pas^® 2軸傾斜計を使用することにより、プロの品質で迅速な機械のインストールと生産性のある作業が実現され、精密機械の性能が最大限にされます。従って、製品の品質を向上させ（精度と生産高）より高い顧客満足につながります。

Digi-Pas^® 軸デジタル傾斜計は、精密レベリングと2次元角度測定のために包括的なソリューションを提供し、時代遅れの水準器と制限された角度測定範囲をもつ従来の単一軸デジタルレベルの使用に代わる優れた代替として機能しています。

Digi-Pas^® の精密デジタルレベルと傾斜計の精度と信頼性

角度測定の基本

角度測定における「レベル」と「傾斜角」とは？
一般的に角度測定は、360度均等に分割されるフルサークルの度に関わります。その中、各度がさらに分と秒に分割されます。「レベル」とは、360°の角度測定以内の真の水平面（すなわち、地球基準の接線）である零度で特徴的な角度であります。「傾斜角」は、傾斜または真の水平面からずれた任意の測定角度範囲と定義されます。

以下の図1および図2は、それぞれ単軸傾斜角と平面の2次元（θX及びθY）の角度に関わった2軸傾斜角を示しています。

図１単軸傾斜角

図2：二次元平面の二軸傾斜角
「水準器」、「傾斜計」と「分度器」の違いは？
水平器は視界の水平線の確立に使用され、水平面への表面を平坦に、または垂直に直角面を揃えるデバイスです。傾斜計は、水平線や面に対する標高、斜面または傾斜の角度測定用の機器です。例えば、従来の水準器の多くは単軸のレべリング器具であり、真の水平面で零度の角度状態を示すために作られています。さらに垂直（90°）と45°を示すようにバブルが追加されます。通常、これは他の傾斜角度または角度の偏差を測定するために使用することができません。これに対して、先進的なMEMSセンサー技術により、Digi-Pas®のデジタル水準器と2軸傾斜計が（ⅰ）レベリング機能、（ii）単軸と同時2軸による傾斜/平面の角度測定、（ⅲ）ゼロ代替機能と連動したほぼの分度器の機能を実行することができるようになりました。

図3：伝統的な水準器、Digi-Pasのデジタル水準器とDigi-Pas^®の2軸傾斜計

分度器は、円弧の2つの表面の間の角度を測定するために使用されます。すなわち、360°のフル回転中の円の一部。水準器や傾斜計と違って、この角度測定は水平基準や地球データムを参照に行われません。従って、分度器は通常レベルの状態を示すことができません。一般的なタイプとして、半ディスク手動分度器、ベベル分度器とデジタル分度器があります。デジタル分度器は、可動腕とその2本の腕間の角度を示す画面で構成されます。

図4：半ディスク分度器、ベベル分度器とデジタル分度器

Digi-Pas^®2軸精密傾斜計の三点接触ベース

従来の長方形の4点接触ベースレベリング装置の制限
従来のレベリング器具や傾斜計のコンタクトベース表面仕上げの品質がその精度性能の重要な決定要因の一つです。一般的な長方形状の平らな表面が頻繁に下記の要因に起因する幾何学的偏差に苦しんでいます。
- うねりやムラ
- 歪んだまたは摩耗した表面による不斉
- 閉じ込められたほこりや汚れもしくは表面の粗さ
図1は、従来の長方形の表面4点接触ベースによくある三つの不十分な表面仕上げを示します。不安定な面対面接触は「揺れ」が発生します。これは、一貫性のない測定値から派生した測定の不正確さにつながります。そのような制約の下で一般的な改善方法として、より多くのサンプルで平均値をとることです。しかし、時間がかかり反復的なこの活動は、特に器具が離れたところにあるときに、多くの場合退屈さをもたらし、仕事に影響しかねません。

図1：典型的なレベリング器具コンタクトベースの不十分な表面仕上げとそのインパクト

高品質の表面が平滑性を必要としますが、金属合金表面、特に比較的大きな面積を伴う場合、その加工に制御するのが困難と高価です。数ミクロンの平滑性の増加は、通常その製造コストの大幅な増加に伴います。これは多くの場合、器具の製造コストと精度性能の妥協の間のトレードオフをもたらします。

また、従来のレベリング装置の長方形のコンタクトベース表面は、表面のムラを測定するターゲットに影響を受けやすく、これもレベリング測定精度に影響を与える別の要因となっています。図2は、従来の単軸水準器の長方形のコンタクトベースが低周波、長波長平坦性変化を有する典型的な加工面上に置かれたときに関連する問題を示しています。これは、明らかに完全かつ安定した表面対表面接触が器具ベースと測定面との間で達成することができなかったことが示されています。この接触は揺れの原因となり、測定誤差につながります。従って、レベリング結果の精度と信頼性に影響を与えます。例えば長さ130mmの典型的な20μm/mの解像度の機械工レベルに3μmの表面ムラがあれば0.001°の測定エラーが出ます。

図2：二次元の凹凸面上に従来の単一軸のコンタクトベース
Digi-Pas^®の凹面コンタクトベースと「完全平坦」コンタクトベースの構造
多くの場合、乱暴な取り扱いに起因する器具の滑らかな金属ベースにへこみが発生します。「完全平坦」な金属ベースの中央付近の任意の位置に形成された突起凹みは、揺れを引き起こして測定誤差または不正確さをもたらします。これらの誤差を最小にするために、Digi-Pas^®の器具金属表面ベースは意図的に凹状4点接触ベースを設計されました。これにより、小さな突起凹みやデバイスベースの中央部分に付着した異物による揺れの防止ができます。図3は、凹凸や異物がデバイスベースの中央部分に存在するときに、Digi-Pas^®の改善した凹状4点接触ベースに対して、従来の器具の「完全平坦」ベースの劣等を示しています。明らかに、ターゲットした測定面と安定に接触するように正確に加工された両端部によって支持されているため、凹凸や異物がデバイスベースの中央部分に存在することがDigi-Pas®の器具の安定性を影響しません。

図3.　完全平坦接触ベースとDigi-Pas^® 凹状4点接触ベースの側面図

一方、器具の両端に形成された凹みは必ずしも著しい揺れを引き起こしません。両端に凹みが形成されたときに、凹みに起因するオフセット値を簡単にDigi-Pas^®の校正もしくは絶対レベルの機能（「精度性能」をご参考）を使用して除去することができます。対照的に、デバイスベースの中央部分に凸凹みが形成されると、測定時の激しい揺れでデバイスを不安定にします。このとき校正または絶対レベルの機能を使用しても解決することはできません。この現象は測定器の初期オフセット値だけではなく、測定値の再現性にも影響を与えます。

よって、上記の問題を最小限にし、測定の安定性の改善と器具の精度の向上を提供するために器具のベースの中心に近づく接触面で、意図的に凹状の輪郭を有するように設計されています。
Digi-Pas^®3点接触ベースレベリング器具のメリット
上述した従来の接触ベースの測定器に固有の制約の観点から、Digi-Pas®は先駆者として2軸精密角度測定器および表面平坦度測定器のための3点接触ベースのユーティリティの特許を取得しました。3点接触ベースの三角形の形状は、従来の長方形のコンタクトベースにかかわった欠点に対処することを目的とします。

図4：Digi-Pas^®傾斜計と平面物体との間に安定した3点と面の接触

図5：傾斜計と凹凸面との間に安定した3点と面の接触

3点接触ベースレベリング器具はそれぞれ図3及び図4に示すように、どちらか平坦または凹凸面（例えば、機械加工された金属表面）の上に置かれたとき、この3点フレームは器具の重量を支持し、安定性を維持するために、三角形の平面プラットフォームとして機能します。これは、下向きの力と水平力、および水平軸の周りの動きに対して最大の安定性と強度を提供します。頑丈な三点スタンドで、最も安定した3点と面の接触が揺動せずに確立することができ、二次元測定面の一貫したレベリング測定値を得ることができます。Digi-Pas®の2軸傾斜計の敏感な接触点が不均一な表面積の特定の部分に触れると、表面積上の任意の角度偏差が検出できます。
Digi-Pas^®3点接触ベースレベリング器具のメリット
上述した従来の接触ベースの測定器に固有の制約の観点から、Digi-Pas®は先駆者として2軸精密角度測定器および表面平坦度測定器のための3点接触ベースのユーティリティの特許を取得しました。3点接触ベースの三角形の形状は、従来の長方形のコンタクトベースにかかわった欠点に対処することを目的とします。

図6：Digi-Pas^®は3点接触ベースを採用した2軸精密傾斜計の特許を取得

3点接触への維持は、単純に摩耗した硬化/チタンねじの交換により、標準的な機械加工を通じて器具の接点ベース表面仕上げに対する維持と比べて簡単で迅速かつ低コストで、時間とコストを大幅に節約することができます。デバイスの精度性能は、容易にユーザーの自己校正または「絶対レベル」設定を実行することによって再校正することができます。詳細手順については、ユーザーマニュアルをご参照ください。

非常に粗い上面を有する物体をDigi-Pas^®の2軸傾斜計で水平にするときに、3点硬化/チタンねじを一時的に外し、粗い表面を平均化する平坦なベース面を使用することができます。絶対レベルの設定は、器具の基準精度の維持を確保するためにベースを変更した直後に行う必要があります。しかし、高精度のレベリングで、角度測定及び表面プロファイリングの作業は、通常、グラナイトや金属合金の機械加工表面のような高品質の平坦かつ滑らかな表面にかかわるため、3点接触ベースはより良い選択となります。