レベリングと角度測定は、精密機器の設置、機械のアラインメントおよび精密工学クラスタ内の多くの産業での計測のために重要な機能であります。マシンが不正確に平準化されることは、その構造的安定性に影響を与え、深刻にマシン/設備の精度、機能、品質性能を低下させます。実際のところ、精密レベリング、角度測定とアライメント作業は、基本的に二次元平面ではなく、二つの独立した単軸直交ラインに関与します。フィールドエンジニアに正確かつ効率的に必要な位置に精密物体/マシンの調整を導くために、2軸同時角度表示と傾斜した平面の角度測定値のリアルタイム連続追跡が必要となります。
Digi-Pas®デは、世界初の振動計内蔵の2軸デジタルレベリング器具と傾斜計(米国特許取得)を開発しました。従来の単軸「バブル」レベルや傾斜計では、退屈な試行錯誤の繰り返しと、一度に一つの軸を細かくアラインメントすると時間がかかる作業しかできませんが、Digi-Pas®のレベリング器具の使用により、これらの制約が根絶され、フィールドエンジニアに力を与える優れた性能を提供されます。
長年にわたって多くの国の貿易専門家との対話やお客様の声、フィードバックから、より高い精度と品質向上で効率よく平準化/アライメント作業を簡素化し速めるために、Digi-Pas®の2軸器具が「どこで」、「どのように」と「なぜ」使用されているかとの無数の貴重なアプリケーション情報が得られました。以下は便利なご参照のために様々な業界におけるアプリケーションのサンプルとなります。これらの写真の多くはお客様の寛大な好意から頂き、他のものは単に例示の目的のために提供されています。
Digi-Pas® DWL-280トルペード型モデルはレーシングマシンのセッティング時に活用されます。例としてコンピューター解析の際、サスペンションアームの角度を測定する前に、車体が水平であることを確認する作業に、ホイールキャンバー、キャスター角、キャンバー変化、リアウィング角度、サイドポッドの垂直度等を確認する際などに使用されます。迅速かつ正確な角度測定を実現することにより、マシンセッティング、チューニング時の測定作業に費やされる時間を短縮しマシンを勝利へと導きます。
Digi-Pas® DWL-600モジュールは、レース用バイクのセッティング用キャンバーキャスターゲージを形成する治具に装着されております。
Digi-Pas® DWL-180sモデルはキャンバーキャスターゲージを形成する治具に装着されており、サスペンション及びスポイラー角のデジタル角度ファインダーとして使用することができます。
Digi-Pas® DWL-3500XY 2軸モデルは鉄道メンテナンス及びオペレーションで使用されております。
Digi-Pas® DWL-3000XY 2軸モデルはシグナリング、トラック、ステーションを含む鉄道のインフラ建設、整備に使用されております。
Digi-Pas® DWL-3500XY 2軸モデルは、研究開発室などでレーザー誘導ビームのセットアップを行う際に使用されております。
Digi-Pas® DWL-3500XY 2軸マシニストデジタルレベルは三次元測定機(CMM)のインストール及び設置作業時に使用されております。平準化及び設置安定性の確保が高品質シャープ画像撮影と精度の高い計測を実現します。
Digi-Pas® DWL-3000XY 2軸モデルは研究室等で使用する精密機器の平準化に使用されております。
Digi-Pas® DWL200トルペードモデルは、一般の角形水準器よりも相対的に長くなっておりますが、金属加工、木材加工、配管、雨桶、屋根のとい等の平面測定の際の本品の据わりを安定させるためです。